「妊娠中にはタコを食べて大丈夫？」とか「タコは水銀の影響があるんじゃないの？」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 実際、魚介類にはメチル水銀という赤ちゃんの神経中枢の発達に影響を及ぼす物質が含まれています。 それでは、タコは本当に妊娠中に食べるとダメなのか？今日はそこの真偽についてお話したいと思います。  

 

妊娠中にタコを食べても大丈夫なのか？

 

   

 

赤ちゃんの発達に影響を及ぼすという「メチル水銀」 主に魚介類の中でもマグロ、サメ、深海魚、鯨などに多く含まれているといいます。 そして、タコについては厚生労働省が配布している資料の「これからママになるあなたへ　お魚について知っておいてほしいこと（https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/051102-2a.pdf）」というパンフレットにも注意が必要な魚介類には該当していない為、妊娠中でも安心して食べていただけます。 また、タコには以下の様な栄養素が豊富に含まれており、栄養が必要な妊娠中の方にはぴったりな食材なんです！ ・タウリン ・タンパク質 ・ビタミンE ・ビタミンB12 ・亜鉛 ・マグネシウム　など タウリンは栄養ドリンクで知られている様に疲労回復効果がある為、疲れやすくなる妊婦さんにもタコは万能食材です。

 

妊娠中にタコを食べる時の注意点

 

   

 

妊娠中にタコを食べても大丈夫とお伝えしましたが、少しだけ注意点があります。 赤ちゃんが健やかに育つ為にも下記に注意して食べましょう。

 

＜妊娠中にタコを食べる時の注意点＞

 

・食べすぎない
タコは水銀を気をつける魚介類に含まれていないとお伝えしましたが、念の為食べ過ぎには注意しましょう。
基本的には、タコに限らず食べ過ぎは良くないので妊娠中の方は特にバランスよく栄養を取るように心がけてください。

・中まで加熱する タコを生の状態で食べると「リステア菌」などの食中毒のリスクがあります。 しかも、妊娠中の方は免疫力が低下しているので普段よりも食中毒にかかる可能性も高いので、タコなどはしっかりと加熱して食べるようにしてください。
特に、刺身・寿司・たこわさなどがタコ料理で代表的な生で食べる料理なので注意が必要です。  

 

まとめ：タコは妊娠中でも食べて問題なし！◎

 

妊娠中は赤ちゃんの事を思うと食べ物にもナーバスになり、色々聞く話が気になってしまうと思います。 タコは魚介類の中でも水銀に注意しなければいけない食材には含まれていませんので、安心して食べていただけます。 しかも、栄養素が豊富な上に低カロリーなので妊娠中でも適切な頻度で食べてしっかりと栄養を摂ってください。

 

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